中医学体験談 No.05
〈CASE:変形性脊椎症〉
体調も安定してきた。
元気に長生きしてやぁ!
ルナちゃん/ビーグル(12歳)&
Nさん(大阪府八尾市)
症状
12歳の冬。
ある日、突然、症状が…。
10カ月ほど前、急に座れんようになりました。家族から電話があって職場から帰ったら、座るのが痛いみたいで、座らそうとするとキャンキャン鳴いて。おしっこやウンチもでけへんみたいで、お腹がパンパンでした。突然やし、わ、どうしょう思いましたけど、私自身が漢方治療を受けていることもあって、東洋医学をやってると聞いていたココへ来ました。
服用後
3〜4カ月目から、
どんどん改善。
避妊手術の際に麻酔から覚めにくかった経験があり、麻酔を伴う検査はイヤでした。いろんな可能性を疑いながら、温灸と漢方サプリをはじめて、1カ月もしないうちに痛みは解消。3~4カ月目からお腹の腫れも気にならなくなりました。今は体調も安定してますし、このまま漢方治療を続けて、老犬なりに健康な余生を送ってくれたらいいなぁと願っています。
獣医師が解説
高齢のペットには、
体への負担が少ない
治療を。
大阪府八尾市 とよなが動物病院
豊永 眞弥先生
Shinya Toyonaga
ペットの寿命が長くなりましたので、加齢による症例は増えてきています。ルナちゃんの場合も、まさにそう。手術や体に負担がかかる薬ではなく、定期的な温灸や中医学サプリメントを継続して、状態の安定化を図るのがベストです。当院では、N様をはじめ東洋医学に理解のある飼主様が増えていますので、積極的に中医学療法をご提案していきます。