中医学体験談 No.04
〈CASE:椎間板ヘルニア〉
犬にも冷えがある。
はじめて知りました。
さくらちゃん/
ミニチュアダックス(11歳)&
Oさん(千葉県大網白里市)
症状
急に動けなくなって
びっくり!
冬の寒い日に急に動けなくなって、ガタガタ震え出しました。びっくりして病院へ連れてって診てもらうと、腰部の椎間板ヘルニアという診断でした。じつは1年前にもヘルニアの手術をしていて、もう高齢だし、体への負担を考えると、ちょっと恐いなあと思ったんです。そうしたら先生が、原因は「冷え」だから、鍼治療が有効かもしれないと…。
服用後
階段を上れるまで、
元気になりました。
今は月に1回、患部を温めて鍼治療をしてもらい、漢方サプリを処方してもらっています。後ろ足がフラフラしてて、神経が通っていないような状態だったのが、今はもう階段を上れるまでに回復しました。筋力をつけるために30分ぐらい散歩もしています。寒さに弱いようなので、冬は暖房を入れて、腹巻きにカイロを挟んで。おかげで元気です。
獣医師が解説
手術をすることなく、
鍼とサプリで
改善できました。
千葉県東金市 東千葉動物医療センター
澤村 めぐみ先生
Megumi Sawamura
椎間板ヘルニアの症状が非常に重く、グレード5の状態でした。通常では手術が適用なのですが、高齢ということもあり、すぐに鍼治療を施したところ、翌日から改善傾向が見られました。原因は「冷え」と「瘀血」です。筋肉量が少なく、華奢で、体が冷えるタイプなので、体を温め、血液の循環を活性化させる中医学サプリを処方しています。