会員病院紹介
中医学外来 会員病院のご案内

高円寺アニマルクリニック

院長の専門である外科だけでなく、漢方にも精通し、不定愁訴や加齢による症状にも対応しています
東京メトロ丸ノ内線新高円寺駅より徒歩10分。高南通りを進んだ先の交差点の路地にある「高円寺アニマルクリニック」は、1994年の開院以来、地域の動物の健康を支えています。一面の窓から陽の光がたっぷり入る待合室はゆったりした雰囲気で、動物同士の距離が保てる十分なスペースを確保しており、2部屋ある診察室のどちらも広々と快適です。院長の専門は外科。手術を用いる治療を得意とした上で、病気との無理のない付き合い方や、飼い主それぞれの価値観に重きを置いた診療を行っています。治療の際にはしっかり飼い主から思いを引き出しだせるよう、多くの選択肢をそれぞれの詳細を込めて説明します。ついつい言いそびれてしまったり、言いだしづらいことがあっても飼い主にベストな選択をしてもらうためです。漢方にも精通し、不定愁訴や加齢による症状に対応しています。時代とともに動物も長生きができるようになってきているので、老いてからの終末の時間も長くなってきています。動物に関する日常の悩みに応えるべく、多くの雑誌や本の監修を務めるなど啓発活動にも精力的に取り組んでいます。ペットとの楽しい生活を長く穏やかに過ごすために、頼りになるよう尽力いたします。
治療方針
治療は飼い主の言葉に耳を傾けるところからスタート

病気を治すことと同じくらい、「病気とうまく付き合っていく方法」を飼い主さんに伝えていくことが大切だと考えています。治療が動物や飼い主さんにとってストレスになったり、経済的なものも含め負担が大きい場合、違う方法も提示してあげられたらと思うのです。手術をせず、その先病気と折り合いをつけて過ごしていく方法を話し合ったり、心疾患、糖尿病などの慢性疾患や加齢に由来する症状とどのようにうまく付き合っていくかという話をしています。動物病院に来ていただいたゴール地点として「病気を治療する」だけではなく、「飼い主さんと動物にとって楽に生きていける方法をいっしょに見つける」ことがあるのです。ですので、治療、検査ともに選択肢をしっかりご説明し、最終的には飼い主さんに納得していただいた上でご決断いただきます。それだけでなく、全体を通して飼い主さんへの心のケアは欠かさないよう心がけています。

病気になってから治療したり維持したりということも大事ですが、その前段階の考え方として、未病や養生といった日常の健康管理を訴求していきたいですね。今は漢方やサプリメントなど、有効な方法も多くあります。動物は人の4倍ぐらい早く老いていくものの、時代とともに長生きができるようになってきているので、老いてからの終末の時間も長いのです。未病や養生の考え方を理解して、病気があるから治すというよりも病気に備えて先に手を打つということができると、健康的に老いていくことができ、また違う動物との暮らしも見えてくるのかなと思います。良い年の取り方を早めに考えてあげて、動物と良い思い出をもって最期を迎えられるが一番ではないでしょうか。
院長プロフィール

院長:高崎一哉

子供の頃からたくさんの動物に囲まれて暮らし特に犬と猫とは兄弟同様に育ちました。

日本獣医畜産大学で外科学を専攻し卒業後に9年の修行を積み1994年に当院を開業しました。動物の病気やけがを自らの手で治したいという思いがあり、大学では外科を専攻しました。
いずれは自分も開業したいと思っていたので、動物病院の経営のことを学ぶべく、卒業後は都内の動物病院3軒に勤めました。その後はお世話になった大学の教授から連絡をいただき、開業準備と並行して地方の動物病院へのお手伝いにも行きました。20年前は地方の動物病院で働く獣医師が少なく、獣医師が不足しているということが多々あったんです。様々な医院、獣医師の在り方を知った後、当院を開院しました。

病院には犬を始め、猫、ハムスター、鳥などさまざまな患畜が訪れます。治療だけでなく食事や飼育環境の改善など飼育指導にも積極的に取り組んでいます。特に犬は専門のトレーナーと連携を組み、しつけの指導にも力を入れています。

日夜動物たちの苦痛軽減にも心血を注ぎ、苦しんでいる患畜がいると夜も眠れないという、心優しき獣医師です。

ACCESS MAP

住所:〒166-0003
東京都杉並区高円寺南2-14-14
TEL:03-3311-1014
休診日:日曜日 祝日 年末年始
診療時間
月・火・水・木・金・土 9:00~12:00 16:00~19:00
ホームページ
http://www.koenji-ac.com