いつまでも
我が子と元気に
過ごすために、
今できることを
獣医師が
お伝えします
あなたのワンちゃん
ネコちゃんにピッタリの
動物病院が見つかる!
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Vol.1
クララちゃん/ロングコートチワワ♀(13歳) & Fさん(千葉県)
担当獣医師:若山 正之
もともと体が強い方ではなく、ごはんもあまり食べなくて、よく熱を出したりしていました。そんなクララが9歳になってすぐにまた高熱を出して、食欲もなく、もう立ってるだけで精一杯って感じになってしまったんです。
いつも定期健診を受けている動物病院へ駆けつけると、先生はクララの様子を見て「黄疸が出てるようだね。血液検査をしてみよう」とおっしゃいました。目の白目の部分や歯茎が黄色くなっているということでしたが、チワワって黒目が大きくて白目があまり見えないでしょう。私が見ても、ぜんぜんわからなかったんです。血液検査の結果は肝炎でした。超音波検査で胆泥や胆石も見つかりました。
先生からは、まず安静にするようにと言われて、飲み薬やサプリメントを処方され、食事のアドバイスを受けました。少しでもたくさん食べて元気になってくれるように、療養食や手づくり食を工夫したのと、水分をたくさん摂ることも大事だというので、ただの水ではなく鶏の胸肉やささみで出汁をとって水で割って飲ませました。お腹を冷やさないように温度や湿度に気をつけるようにし、食事や水分補給の工夫はいまも続けています。
先日、病院のスタッフさんに「最近、熱出さないですね」と言われました。劇的な変化はわからなかったのですが、肝炎はいつのまにか治ってて、さらには以前より体調がよくなっている感じで、こういうのも漢方の効果なのかなと思っています。
Vol.2
うふちゃん/キャバリア・キングチャールズ・スパニエル♀(5歳) & Aさん(兵庫県)
担当獣医師:神田 優子
前に飼っていた犬も急性膵炎になったことがあり、このコの場合もまったく同じ症状だったので急いで病院へ行きました。1歳のときです。検査の結果やはり急性膵炎との診断で、1週間ほど入院して点滴を受けました。退院してからは、脂肪分の多い食餌はよくないということで、低脂肪のペットフードに変えていたのですが、もう大丈夫だろうと普通のペットフードに戻したら、半年後にまた同じ症状が。また緊急入院するはめになりました。このままではよくなってもまた再発してしまう。体質から改善しなければいけないと、主治医の先生が漢方治療を勧めてくださいました。
膵炎がよくなってもウンチが柔らかいことが多く、このコはお腹が弱いのかなと心配でした。またキャバリアにしては毛が短めで、それも気になっていたのですが、数種類のサプリメントを処方していただき、この3年間で、どんどん元気になってきましたね。お腹をこわすこともなくなり、今は健康な状態が維持できています。短かった耳のあたりの毛も伸びて、きれいになりました。先生からは、体調がよくなれば毛や爪もきれいになると聞いていましたので、まさにその通りです。今もサプリを続けながら、特に食餌には気をつけています。ペットフードにキャベツとササミを混ぜたり、先生から指導いただいて季節に合った旬の食材を食べさせたりしています。
Vol.3
大和くん/柴犬♂(2歳9ヶ月) & Nさん(神奈川県)
担当獣医師:上田 裕
口の周りやお腹のあたりをすごくかゆがって、足でガリガリかいていました。そうしたら毛が抜けてきて、まっ赤に腫れてしまったんです。柴犬は皮膚が弱くてアレルギーのコが多いと聞いていましたが、まさかこんなになるとは。散歩友だちにも同じようなコがいたので聞いてみると、ステロイドを飲ませているということでした。
ステロイドは副作用が心配だなと思っていたら、先生が漢方治療をすすめてくださって、朝晩サプリメントを飲ませました。時間はかかりましたが、今ではこのとおり。かかなくなって、毛並みもフサフサしています。性格もずいぶん落ち着いた感じで、いいコになりましたよ。漢方って本当に体質改善ができちゃうんだなあと思いました。
ワンちゃんネコちゃんに、
何か気になることがある方は、
気軽にご相談ください。
この体験談のような中医学診療を行っている動物病院は、中医学診療だけを行っている病院ではありません。
臨床経験豊富で西洋医学に精通した上で、中医学診療も組み合わせている獣医師が診療しています。
その中医学診療の流れを紹介します。
西洋医学の診療では、診断結果の病名に応じて特定の薬が処方されます。一方、中医学では、今そこに表れている症状の原因は体の機能のバランスの乱れと考え、全身を総合的に診断します。そして、ペットたちが持っている自然治癒能力を高めることでバランスの崩れを整えていく治療を行うのです。
以上の『四診』によって、病状はもちろん、そのコの体質や未病(この先かかる可能性の高い病気)などを診断します。そして、中医学(漢方)に基づいた処方をはじめ経絡やツボへの施術、食養生などを用いて、現在の症状の改善のみならず、その症状が再び出ないように体質の改善を図っていくのです。
以上の『四診』によって、病状はもちろん、そのコの体質や未病(この先かかる可能性の高い病気)などを診断します。そして、中医学(漢方)に基づいた処方をはじめ経絡やツボへの施術、食養生などを用いて、現在の症状の改善のみならず、その症状が再び出ないように体質の改善を図っていくのです。
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たとえば、手術が必要な場合や急性な症状の緩和には、一般的な西洋医学の治療は最適です。
一方、中医学治療は、繰り返してしまう慢性病などで体質改善が必要なケースや、痛みやかゆみなど根本的な原因が不明な症状などの対応を得意としています。
動物病院でアレルギー性皮膚炎と診断され、薬を処方してもらった。飲むと効果が表れ、いったんよくなった。でも薬をやめたとたん、また再発してしまった。よく聞く話ではないでしょうか?
ワンちゃんが散歩に行きたがらないことはありませんか? ネコちゃんが何となく元気がないように見えることはありませんか? もしそんなことがあっても、高齢だから仕方ない、動物病院へ行くほどではない、と考える方が多いようです。
でも、元気がないのは、ペットからの何かの合図かもしれません。このようなまだ病気ではない状態に対応できることが中医学の最大のメリットなのです。
西洋医学に精通した獣医師が中医学と最新の西洋医学を統合して治療にあたることで、症状の改善に成功している動物病院があります。
西洋医学の対症療法に対して、中医学は体の持つ自然治癒力を引き出す考え方。四千年の歴史がある中医学理論は、患者それぞれの体質を良く見極めて、足りないものを補ったり余分なものを取り去るなどバランスを整えることを目的にしています。
愛犬・愛猫との楽しい時間をできるだけ長くするために、臨床経験の豊富な獣医師たちが、西洋医学と中医学(漢方)両方の観点をもって診療。病気を未然に防ぐ予防医学と病気の早期発見・早期治療によって、家族同様にペットに愛情を注ぐ飼い主さんの気持ちに応えます。私たちは、日本ペット中医学研究会=JPCM会員病院です。
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